1949-11-24 第6回国会 参議院 本会議 第18号
この協定に参加しますれば、一ブツシエル最低価格第一年度一ドル五十セント、毎年十セントずつ逓減して、二九五三年度には最低一ドル二十セントとなる、この価格に四ケ年間縛られることになりまして、政府としては、「この協定が世界の小麦取引総量の半分について価格が安定せしめられることになり、又世界の小麦市場を左右する米国の小麦は、農産物価格支持制度でその価格が保護せられているから、この協定に定める最低価格よりも更
この協定に参加しますれば、一ブツシエル最低価格第一年度一ドル五十セント、毎年十セントずつ逓減して、二九五三年度には最低一ドル二十セントとなる、この価格に四ケ年間縛られることになりまして、政府としては、「この協定が世界の小麦取引総量の半分について価格が安定せしめられることになり、又世界の小麦市場を左右する米国の小麦は、農産物価格支持制度でその価格が保護せられているから、この協定に定める最低価格よりも更
その場合に国内の小麦価格にどういう影響を持つかという点についてでございますが、それは今後の日本の小麦価格の問題もございますけれども、この一ブツシエル最低価格の一ドル二十セントという数字になりましても、現在の日本の小麦価格の方が高いという大体の見通しになつております。従つて日本の価格面からする小麦の増産の奨励には、そう影響がないというふうに考えます。